「風、弱くなってない?」ファンの羽についたホコリをごっそり落とす方法
毎日現場で使っていると、ファンには驚くほどの土埃や粉塵がこびりつきます。
羽の形状が変わるほど汚れると、風量が落ちるだけでなく、モーターに負荷がかかり故障の原因に。
正しい掃除で、買った時の風を取り戻しましょう。
1. 水洗いできる?できない?
「防水仕様(IPX5以上)」と明記されているファン(サンエス、バートルの一部など)は、ケーブルを外して水洗い可能です。
しかし、多くの格安モデルや旧型は水洗い厳禁です。濡らすとモーターが錆びて即死します。
必ず説明書を確認し、不明な場合は「拭き掃除」に留めてください。
2. 分解・掃除の手順
- カバーを外す: 多くのファンは、爪を外すとプラスチックのカバーが取れます。
- 綿棒で拭く: 羽の裏側に溜まったホコリを、湿らせた綿棒やウェットティッシュで拭き取ります。
- エアダスター: モーター内部のゴミは、PC用のエアダスターで吹き飛ばします。
- (防水ファンのみ): 中性洗剤を入れたぬるま湯ですすぎ洗いし、丸一日以上完全に乾燥させます。
3. 汚れを防ぐには:防塵フィルターの活用
掃除が面倒な場合や、粉塵の多い現場では「防塵フィルター」が必須です。
ファンの吸気口に貼るだけで、故障原因No.1である「内部のホコリ」を9割カットできます。
鉄工所などで鉄粉を吸い込むと、モーターの磁力に引き寄せられてショートし、最悪の場合発火する恐れもあります。鉄工所勤務の方は必ずフィルターを使ってください。
フィルターの種類と選び方
不織布タイプ(一般用)
土埃や花粉を防ぐ一般的なタイプ。安価で使い捨てしやすい。農作業や倉庫向け。
グラスウール/高密度(プロ用)
微細な粉塵や油ミストもキャッチ。溶接や塗装現場など過酷な環境向け。
風量は落ちないの?
正直なところ、フィルターを貼ると風量は5〜10%程度低下します。しかし、最近の大風量バッテリー(19V〜24V)なら、多少の抵抗があっても十分涼しいです。
涼しさ10%減をとるか、ファンの故障リスクをとるかであれば、間違いなくフィルターをおすすめします。
毎週の簡易掃除
エアダスターで表面のホコリを飛ばす10秒でOK。これだけで風量維持に大きな差が出ます。
シーズン終わりの分解洗浄
秋にしまう前に彻底掃除。翌年、気持ちよく使い始められます。
4. よくある質問
Q. ファンを洗った後、どのくらい乾燥させればいい?
A. 最低24時間、理想は48時間です。モーター内部の水気が残っているとショートの原因になります。風通しの良い日陰でしっかり乾かしてください。
Q. 油汚れがひどいのですが、何で落とせますか?
A. 中性洗剤(食器用洗剤)がおすすめです。アルコールやパーツクリーナーはプラスチックを傷めることがあるので避けてください。
Q. ファンの寿命はどのくらい?
A. 通常2〜3シーズンです。風量が明らかに落ちた、異音がする場合は交換時期です。バッテリーとセットで買い替えるとお得です。