【故障させない】空調服・水冷服・ペルチェベストの正しい洗い方とメンテナンス

冷却ウェアの洗濯メンテナンス
タイプによって「洗える・洗えない」が大きく異なります

「汗だくになった冷却ウェア、洗濯機で回しても大丈夫?」
実は、ウェアの種類によって洗濯方法は全く異なります。間違った洗い方は、ファンやポンプの故障、最悪の場合は感電事故につながる恐れも。
本記事では、空調服、水冷服、ペルチェベストそれぞれの「正しい洗い方」と長持ちさせるコツを徹底解説します。


1. 全タイプ共通の絶対ルール

⚠️ 命に関わります!必ず守ってください

洗濯前に、全ての電子部品(バッテリー、ファン、ケーブル、冷却デバイス)を必ず取り外してください。
通電したままの水没は故障だけでなく、発火や感電の危険があります。

2. 🌀 空調服(ファン式)の洗い方

最も手入れが簡単です。部品さえ外せば、基本的には「普通の服」として扱えます。

洗濯の手順

  1. 分解:ファン2個、バッテリー、ケーブルを全て外す。
  2. 洗濯:ファスナーを全て閉め、洗濯ネットに入れる。
  3. コース:「通常コース」または「弱水流」でOK。
  4. 乾燥:風通しの良い場所で陰干し。(乾燥機はNGの場合が多いのでタグ確認!)

💡 プロのコツ:
チタン加工など裏地にコーティングがある場合は、剥がれ防止のために「裏返して」ネットに入れ、「手洗いモード」で洗うのが長持ちの秘訣です。

ファンの掃除

ファン自体は洗えませんが(※一部の水洗い対応モデルを除く)、羽についたホコリは綿棒やエアダスターで定期的に除去しましょう。ホコリが溜まると風量が落ち、モーターに負荷がかかります。

3. 💧 水冷服(水冷ベスト)の洗い方

注意:基本的に「手洗いオンリー」です!

水冷服はベスト自体にチューブやポンプが組み込まれているため、洗濯機の強い水流は厳禁です(チューブ破損の原因になります)。

洗濯の手順

  1. 分解:バッテリーと取り外し可能なモーターを外す。
  2. 準備:洗面器にぬるま湯と中性洗剤を入れる。
  3. 洗い「押し洗い」で優しく洗う。揉んだり絞ったりするのはNG。
  4. すすぎ:洗剤が残らないよう十分すすぐ。
  5. 乾燥:タオルで水気を取り、陰干し。タンク内に空ペットボトルを入れて広げると乾きやすい。

4. ❄️ ペルチェベストの洗い方

ペルチェ素子(冷却プレート)が内蔵されている場合、取り外し可能かどうかで運命が分かれます。

デバイスが外せるタイプ(KLIFEなど)

冷却ユニットごと取り外せれば、ベスト部分は洗濯機(ネット使用・弱流)または手洗いが可能です。マジックテープなどは閉じて洗いましょう。

デバイス一体型の場合

洗濯不可です。汚れた部分は、硬く絞った濡れタオルで「拭き掃除」してください。

5. 一目でわかる洗濯早見表

タイプごとのメンテナンス性の違いをまとめました。

タイプ 洗濯機 手洗い 注意点
🌀 空調服 ✅ OK OK 部品を外せば通常の服と同じ
💧 水冷服 ❌ NG ✅ 必須 チューブ破損注意。押し洗いのみ
❄️ ペルチェ △ 条件付 デバイスが外せるならOK。一体型は拭き掃除

「手入れの楽さ」で選ぶなら、間違いなく空調服(ファン式)に軍配が上がります。水冷式やペルチェ式を選ぶ場合は、多少のメンテナンスの手間を許容する必要があります。

メンテナンス性も含めて選ぼう

毎日のケアができるかどうかも、冷却ウェア選びの重要なポイントです。

手入れも含めて最適タイプをチェック →