【警備・誘導】アスファルトは50℃!「指定の制服」ルールを突破する、目立たない冷却ウェア術
この記事の結論
- 制服NGの現場:「水冷インナー」か「ペルチェ」でこっそり冷やす。
- アスファルトの熱気:ファンだけでは熱風を吸う。保冷剤併用が必須。
- 無線の邪魔:15V以下に抑えるか、静音モデルを選ぶ。
交通誘導や施設警備の現場では、「会社の指定制服以外は着用禁止」という厳格なルールが壁になります。
しかし、真夏のアスファルトは表面温度が60℃近くに達し、靴底が溶けるほどの熱気です。ただ立っているだけで命に関わります。
「見た目」のルールを守りつつ、熱中症から身を守るための現実的な装備構成を解説します。
目次
1. 結論:制服ルール別・最適装備
あなたの現場の厳しさによって、選べる装備は決まります。
- 警備服型空調服:見た目は制服、中身は空調服。
- 反射ベスト一体型:誘導員専用モデル。
- 一番涼しい選択肢です。
- 水冷ベスト(インナー):制服の下に着る。膨らまない。
- ペルチェベスト:首と背中を直接冷却。音もしない。
- 外からは全くわかりません。
2. 「照り返し」という見えない敵
警備員が他の職種より過酷な理由は、足元からの熱気です。
🔥 下から40℃の熱風が来る
通常の空調服は腰から空気を吸います。アスファルトの照り返しが強い場合、「直火」を吸い込むことになり、逆に体温が上がります。
🚨 熱風対策:保冷剤とインナー
ファンだけに頼るのは危険です。
- 保冷剤ベスト:空調服の中に保冷剤を仕込み、吸い込んだ空気を冷やしてから体に当てます。
- 水冷服:ファンを使わず、冷水を循環させます。気温に関係なく確実に体を冷やせるため、立哨警備の切り札です。
3. 警備員向け選び方【隠密・静音・防滴】
業務の支障にならず、かつ上司に怒られない選び方。
1. 静音ファン
誘導の声が通り、無線の指示が聞こえるよう、ファンの音が静かなモデルを選びます。
2. 制服風デザイン
肩章(エポレット)やモールを通すループが付いた、警備専用モデルが存在します。
3. 撥水・防滴
夕立が降っても任務は続きます。ファンカバーや、簡易防水機能があると安心です。
4. 10時間バッテリー
残業や交代の遅れを考慮し、定時+2時間は持つ大容量バッテリーが必須。
4. 状況別おすすめソリューション
5. 限界:立哨警備の危険ライン
⚠ ここを超えたら休憩を
- 気温35℃以上 × 無風:空調服の効果がゼロに近くなります。すぐに保冷剤を入れるか、水冷に切り替えてください。
- 頭痛・めまい:熱中症の初期症状です。「装備があるから大丈夫」と過信せず、無線で交代を要請してください。
6. 警備×空調服 よくある質問
Q. 透明なレインコートを着たら空調服はどうなりますか?
A. 全く機能しなくなります。
吸気口をレインコートで塞いでしまうためです。雨の日は、レインコートの下に「スペース(スペーサー)」を入れるか、水冷服を使うしかありません。
Q. 片耳イヤホンをしていてもファンの音は気になりますか?
A. 12V~15Vなら許容範囲です。
19V以上の爆風モードだと、自分のファンの音で周囲の環境音(車の接近など)が聞こえづらくなり、業務上危険な場合があります。
Q. 白い手袋の日焼け跡が凄いです。
A. アームカバーの併用をおすすめします。
接触冷感のアームカバーをすれば、日焼け防止と冷却効果の一石二鳥です。制服の袖口に入れてしまえば見えません。
まとめ:任務遂行のために、まずは自分の体を守る
- ルールの確認:上着を変えていいか、インナーならOKか。
- 照り返し対策:ファンだけに頼らず、保冷剤や水冷を組み合わせる。
- 無線の確保:静音性と冷却力のバランスを取る。